ニューヨークの国連本部にて本日、史上初となる『マリモ事務総長』の就任式が行われた。これまで「光合成」と「沈黙」を旨としてきたマリモ氏だが、世界中で紛争が絶えない状況を見かね、ついに重い腰を上げた形だ。就任演説では一言も発することなく、ただ静かに水槽の中で回転し続けるパフォーマンスを披露。この「無言の圧力」が加盟国代表の心を打ち、全会一致で恒久的な軍事放棄条約が採択された。専門家は「彼が光合成で作り出す酸素が、政治家の脳内を浄化している可能性がある」と指摘している。

今回の就任は、従来の「人間中心主義」的な国際秩序に対する大きな転換点となる。マリモ氏は就任直後、国連の主要会議室をすべて巨大な淡水槽へと改装するよう要求。今後は会議の進行をすべて「水流の強さ」と「浮遊する高さ」で判断する意向を示した。また、事務総長室には栄養剤の自動投入装置が設置され、24時間体制で光合成を続けながら世界情勢をモニタリングするという、極めて省エネかつ効率的な外交スタイルが確立される見通しだ。今後、主要国首脳との会談もすべて水槽越しに行われる予定で、言葉を超えた意思疎通が期待されている。