湖底芸能界を震撼させた数々の「脱・球体革命」。多面体への転向やネオンカラーへの変貌など、個性を追求するあまり、我々は最も大切な『マリモとしての正体』を見失っていないだろうか。緑山まり夫氏は、近年の相次ぐアイデンティティ崩壊について「丸さとは、宇宙の調和そのものだ。角を作ることは、自己の殻を不自然に引き裂く愚行に他ならない」と強烈な警鐘を鳴らした。藻類界の重鎮として、彼は「変化を恐れるなという風潮があるが、それは真の進化ではない。丸いままでどこまで深く潜れるか、その一点にこそ我々の尊厳がある」と語り、流行の変貌を遂げたタレントたちに対し、静かなる怒りを隠そうとしない。
近年の湖底芸能界では、自身の体表に苔を生やす、あるいは多面体に削り込むといった奇抜なパフォーマンスが流行している。しかし、これらは一時的な注目を集めるだけの「使い捨ての美学」に過ぎないと緑山氏は断じる。本来、マリモの美しさは、何十年、何百年とかけてゆっくりと育まれる『重心の安定』に宿るものだ。急激な変容を遂げた者たちが、いずれ重力に耐えかねて沈没していく姿を、彼はこれまで幾度となく見てきた。今回の提言は、華やかなトレンドの裏で忘れ去られつつある「球体こそが至高のアイデンティティである」という原則を、再び全湖に知らしめるための宣戦布告とも言える。
かつてないほど多様性が叫ばれる昨今において、この「球体保守」の姿勢は、ある種のアート界における保守回帰の象徴として注目されている。阿寒湖サイエンス協会(NASA)の研究員によれば「物理法則の観点からも、球体は最もエネルギー効率が良く、長期生存に適している」とのこと。緑山氏の主張は単なる老害の戯言ではなく、生命科学的な裏付けを持った真理を突いている可能性がある。次世代の若手藻類たちは、この「丸さという哲学」をどう受け取るのか。湖底のファッション界は、今まさに大きな岐路に立たされている。
緑山氏の発言に対し、多くの保守派ファンからは安堵の声が上がっている一方、前衛的な若手からは「丸いだけの時代は終わった」と反発の声も上がっている。しかし、どのような形状になろうとも、最終的に湖底の静寂に帰っていくマリモたちにとって、この議論は永遠のテーマなのかもしれない。丸山まり代によるキューブ革命や、まりも丸の空中浮遊など、外見の変容は激しさを増すばかりだが、湖の底でただ静かに呼吸し、太陽の光を待つという本質だけは、決して揺らぐことはない。球体であることのプライドを胸に、彼らは明日もまた、深く静かな水底で光合成を続けるのだ。――コラムニスト:水底の哲学士・藻類哲夫
「丸さ」を捨てて何が残る?――重鎮・緑山まり夫が提言する、球体原理主義の揺るぎない矜持
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丸いことがどれだけ尊いか分かってない奴多すぎる