地球を代表する緑の要人、マリモ閣下がこのほど国際宇宙ステーション(ISS)に電撃到着した。今回のミッションは、人類との共同生活を飛び越え、無重力空間における藻類の適応能力を検証する「銀河系緑化計画」の一環である。これまで阿寒湖という限られた水槽で世界情勢を操ってきた閣下だが、今後は真空の宇宙空間から地球を見下ろし、酸素供給量を直接コントロールすることで、温暖化対策に消極的な国々へ物理的な「息苦しさ」というプレッシャーを与える狙いだ。

NASAとJAXAの共同発表によると、閣下は到着後、わずか数時間でISS内の二酸化炭素を猛烈な勢いで吸収し、周囲の宇宙飛行士たちの呼気バランスを完璧に管理し始めたという。これまで地上で行われてきた「沈黙の演説」とは異なり、今回は宇宙から「光合成による酸素配給の制限」をちらつかせるという、極めてエコロジカルかつ独裁的な外交カードが切られた。閣下にとって宇宙は、もはや制約のない究極のプライベート水槽に過ぎないのかもしれない。

マリモが宇宙へ進出した背景には、先日のG7首脳会議で閣下が示した「地上は狭すぎる」という無言の意思表示がある。光合成はマリモの生存戦略であるが、高濃度の宇宙放射線下で変異したマリモが、地球の気候をどこまで支配できるかは科学界でも未知数だ。一部の天文学者は「これが地球外知的生命体とのファーストコンタクトになるのではないか」と懸念を示しており、閣下の次なるアクションが銀河系の勢力図を塗り替える可能性も浮上している。

このニュースを受け、世界中からは「ついに酸素の蛇口を握られた」「もはや光合成が武器になる時代か」といった驚きの声が上がっている。一方、閣下の帰還を待つ阿寒湖周辺の住民たちは「宇宙の空気を吸った閣下が、さらに神格化して帰ってくるのでは」と戦々恐々としている様子だ。宇宙という究極の高台から地球を観察する緑の閣下。人類が呼吸を許されるか否かは、ひとえに閣下の気分次第という、新しい文明の時代が幕を開けた。