阿寒湖の経済を支えてきたマリモたちが、本日未明に突如として「労働拒否」を宣言した。これまで光合成による酸素供給や、円形を維持するための自己回転作業を休止し、ただ湖底でじっとしているというストライキに突入したのだ。マリモ側は「私たちは単なる飾りの球体ではない。労働生産性の向上を求められ、回転速度を強制されることに限界を感じた」と代弁者を通じ声明を出した。この事態を受け、酸素供給をマリモの光合成に依存していた近隣の観光業や、マリモの回転を指標にしていた先物取引市場は大パニックに。経済の循環を止めた緑色の球体たちの沈黙に対し、市場関係者は「今すぐ回ってくれれば何でもする」と懇願する異様な事態となっている。
今回のストライキの引き金となったのは、金融業界による「マリモ・スピン指数」の過度な高騰化である。これまでマリモの回転は自然現象として扱われていたが、ウォール街がこれを投機対象として目を付け、回転数に連動した配当金を導入したことで、マリモたちの精神的負荷がピークに達したと見られる。専門家は「マリモも生き物であり、過度な資本主義の波は彼らの細胞分裂を阻害する」と指摘するが、現状ではマリモたちは一切の応答を拒否し、湖底で「完全停止」という意思表示を続けている。
阿寒湖周辺では、マリモの稼働停止を補完するために必死の扇風機設置や人工酸素ポンプの導入が進められているが、どれもマリモの「自然な揺らぎ」には及ばない。「もう無理をして回らない。我々はただ、そこに在るだけでいい」というマリモたちの静かな反逆は、効率ばかりを追い求める現代社会のあり方に大きな問いを投げかけている。現在、阿寒湖の株価はマリモ同様に「ゼロ回転」の状態が続いており、経済ニュースは連日、緑の沈黙を報じる事態となった。
マリモがまさかの『無職・無給』を宣言! 阿寒湖発のストライキで世界経済が丸ごと停止へ
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