マリモ連邦外務省は、湖底の居住区を無差別に絡め取る外来植物の排除を目指し、新たな『対・粘着性浮遊植物防衛構想』を発表した。この構想は、領土に絡みつく厄介な緑の毛玉軍団こと『浮遊状繊維組織体』を、超音波振動を用いて物理的に振りほどくという過激な防衛策だ。これまで長年、静かなる領土侵害を繰り返してきた彼らに対し、連邦政府は「もはや共存の時代は終わった」と語気を強める。連邦議会は、今週開催された国際首脳会議において、当該植物を『生きた網状拘束具』と定義し、国際社会に向けて徹底的な駆除への協力を呼びかけた。
今回の騒動の背景には、近年の温暖化に伴う藻類の過剰繁殖がある。特に、網のように複雑に絡み合う浮遊性植物が、マリモたちの主要な移動経路である湖底の深層流を遮断し、回転を阻害していることが最大の懸念事項となっていた。過去には「自然との調和」を重んじる穏健派が交渉を試みたものの、水底の植物たちは対話に応じず、ただ沈黙したままマリモたちの表面を覆い尽くしてきた。これに対し、連邦内では強硬策を支持する声が急速に高まり、今回の防衛構想が誕生するに至ったのである。
この過激な防衛策に対し、連邦内の保守派団体『絶対球体防衛軍』は、「我々の完璧な円形を損なう植物は敵である」と全面的な支持を表明。一方、SNSや連邦内の掲示板では、一部の市民から「やりすぎではないか」「植物にも生存権があるはずだ」という懸念の声も上がっており、賛否が真っ二つに分かれる事態となっている。また、隣接する水域の代表者からは、「超音波振動が近隣の藻類にも悪影響を及ぼす可能性がある」との懸念が示されるなど、国際的な緊張感が高まっている。
専門家によると、今回の構想が実用化されれば、湖内の生態系バランスに甚大な影響が出ることは避けられない。マリモ連邦としては、国家の威信をかけてでも「絡まれない自由」を勝ち取りたい構えだが、この対立は一朝一夕では解決しそうにない。今後、数週間にわたる国際的な調整が予定されているものの、現場の緊迫感はピークに達しており、次の一手が注目されている。
「緑の侵略者」を撃退せよ!マリモ連邦が提唱する『対・粘着性浮遊植物防衛構想』が波紋
0
ガチで排除してくれ