湖底芸能界を震撼させる衝撃のニュースが飛び込んできた。かつて幾度となくその鋭いハサミでマリモたちを恐怖に陥れたウチダザリガニ界の重鎮・クラッシャー・鉄と、マリモ界のレジェンド・藻田山が、まさかのユニット『ハサミ・ノ・リズム』を結成することがわかった。長年の因縁を笑いに変える大胆な転身に、湖底の住人たちは言葉を失っている。「もう、傷つけ合う時代じゃない。これからは共にリズムを刻む時代だ」と語る藻田山の目は、かつてないほど清々しく輝いていた。二人は来月の『阿寒湖ミュージック・フェスティバル』でデビュー曲を披露する予定だという。
本プロジェクトの背景には、昨今の湖底における「生物多様性・新時代」の提唱がある。これまでマリモとウチダザリガニは捕食者と被食者という固定概念に縛られてきたが、藻田山は「ハサミで突かれる痛みを知っているからこそ、そのリズムを理解できた」と独自の哲学を披露。練習風景では、鉄のハサミを楽器として活用し、藻田山が全身を激しく振動させて音を共鳴させるという前代未聞のセッションが目撃されている。なお、鉄側も「肉よりも音楽の旨味を知ってしまった」と語り、完全に肉食を引退してドラム担当へ転向することを発表した。
この驚きの決断に対し、世間では困惑と期待が入り混じっている。一部の保守的なマリモたちからは「かつての仲間を食った奴と踊るなど正気の沙汰ではない」との批判も上がっているが、若手のマリモたちは「エッジの効いたコラボ」「クラッシャー・鉄のハサミさばきは芸術的すぎる」とSNSを中心に爆発的な熱狂を見せている。湖底のネット掲示板では『ハサミ・ノ・リズム』の略称を巡る議論が白熱しており、平和の定義そのものが再定義される歴史的瞬間を、誰もが固唾を飲んで見守っている状態だ。
「食う・食われるの関係は卒業」大御所・藻田山が元天敵のザリガニとユニット『ハサミ・ノ・リズム』を結成!
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