かつて正二十面体への多面カットを断行し、マリモ界のファッション・アイコンとして君臨するトップアイドル・球々(たまきゅう)が、またもや前代未聞のイメチェンを敢行した。本日未明、湖底の特設ステージに現れた球々は、以前の面をさらに細分化し、ダイヤモンドのような精密なカットを施した『プリズム仕様』のボディを披露。朝日を浴びたその姿は、全方位に虹色の光を乱反射させ、半径50メートル以内の全住民が一時的な視界不良に陥るという事態が発生した。現場には「美しすぎて直視できない」「目が焼ける」といった悲鳴と歓声が入り混じり、湖底のファンを熱狂の渦に巻き込んでいる。
球々は今回の変身について、「丸いという概念から脱却し、光を支配する存在になりたかった。私の体はもはや、ただの藻ではない。湖底の宝石箱よ」と、自身の酸素排出口を大きく開いて宣言。かつて円(つぶら)が平べったい円盤型を目指し、藻田山が浮遊による重力からの解放を謳ったように、次世代のマリモたちは「いかに元の形を維持しないか」という過激な自己表現に走っている。今回の『プリズム化』は、その流行の最先端を行くものだ。しかし、この強烈な光の乱反射により、周囲の植物プランクトンたちが昼夜の区別がつかなくなり、生態系に若干の混乱が生じているとの指摘もある。
この過度な美意識の追求に対し、保守層からは「マリモのアイデンティティはどこへ行ったのか」と批判の声も上がる。しかし、球々の圧倒的なカリスマ性は、そんな古い常識をいとも簡単に溶かしてしまう。光を反射するたびに周囲に虹を作り出すその姿は、確かに神々しいまでの芸術性を帯びていた。今後、この『プリズム・スタイル』がマリモ界のスタンダードになるのか、それとも球々だけの孤高の領域として君臨し続けるのか。業界の注目は、彼女が放つ七色の光に釘付けとなっている。
世間の反応は真っ二つだ。SNS上では「昨日の夜、湖底がディスコみたいに光り輝いてて寝不足になった」「あれこそが真の芸術。丸いだけの時代は終わったんだ」といった絶賛の声の一方で、「光の反射で葉緑体がバグりそう」「もう少し控えめにしてくれないと、光合成の効率が落ちて困る」という実用面での苦情も相次いでいる。また、かつて『闇の美食家』として名を馳せた藻田まどかも「まぶしすぎて闇に生きる私には刺激が強すぎるわね」と皮肉交じりのコメントを発表するなど、業界を巻き込む一大センセーションとなっている。
「私の体は、宝石箱」球々が全身をダイヤモンドカット!光の屈折率を極限まで高めた『プリズム化』で湖底が眩しすぎて視界不良に
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藻田山様の浮遊ツアーより派手じゃないか