阿寒湖のゲーマーたちが心待ちにしていた超大型タイトル『侵略!ザリガニ・タワー』が、リリース直後から「理不尽の極み」として大炎上している。このゲーム、マリモを操作して頂上を目指すアクションゲームなのだが、なんと全ステージにおいて、背後から猛スピードで追いかけてくる「ウチダザリガニ」がAIで制御されており、一度でも視界に入れば即座にハサミでジョキジョキと細切れにされるという、トラウマ必至の仕様となっていた。開発陣は「緊張感のあるリアルな生態系を再現した」と弁明しているが、プレイヤーからは「もはやゲームというより、ただの拷問シミュレーターだ」との声が上がっている。

本ゲームの最大の問題点は、マリモ側には攻撃手段が一切ないという点だ。できることは「ただひたすらに転がり、転げ落ちる」ことだけ。時折出現する障害物の岩に挟まれば、後ろから迫り来るハサミの音がサラウンドで響き渡り、逃げ場を失ったマリモが断末魔のようなシュボッという音を立てて消滅する演出まで盛り込まれている。さらに、このザリガニAIは学習機能を有しており、プレイヤーがよく使う回避ルートを先回りしてバリケードを築くという徹底ぶりだ。ネット上では「開発者はマリモに恨みでもあるのか」と疑う声が後を絶たない。

この過酷なゲームデザインの裏には、業界を震撼させる技術的背景がある。今作には、ウチダザリガニの執拗さを模倣するために、最新の「絶望AI」が搭載されているのだ。これまでのゲームにおける敵キャラクターは、一定のアルゴリズムで動く「カモ」が多かったが、本作のザリガニは「いかにマリモの精神を削り、追い詰めるか」に特化して最適化されているという。また、クリア特典として「ザリガニの隠れ家で養殖される」というシュールなエンドロールが用意されており、まさにマリモ界のホラーゲームとして歴史に名を刻むことになった。

このニュースを受け、マリモたちの界隈は騒然としている。SNSでは「5分もプレイせずにコントローラーを水槽に投げ入れた」「ザリガニの鳴き声(カチカチ音)を聞くだけで夜も眠れない」と阿鼻叫喚の嵐だ。一方で、一部のマニア層からは「この圧倒的な理不尽こそが、弱肉強食の世界を生き抜くための修行だ」というストイックな意見も出ている。現時点では、開発元からの修正パッチの予定はないとされており、マリモたちの受難は今後もしばらく続きそうだ。このままでは、マリモの文明がゲームの中に消えてしまう日も近いかもしれない。