阿寒湖の天敵として恐れられるウチダザリガニが、AIを活用した「効率的侵略プログラム」を実行したところ、誤作動によりマリモ専用の超高濃度栄養剤を湖底に大量投下するという前代未聞の事態が発生した。従来、ザリガニ側はマリモを捕食する戦略をとっていたが、今回は「栄養過多でマリモを分裂・過剰増殖させ、湖底のインフラを破壊して溺死させる」という極めて回りくどい作戦に打って出た模様だ。しかし、この栄養剤が思いのほかマリモの成長を促進させてしまい、結果として阿寒湖の湖底は一日で緑のクッションが埋め尽くす大渋滞状態となっている。
この騒動の発端は、ウチダザリガニ界のテック系インフルエンサーが導入した、最新の「侵略自動最適化AI」だ。本来はマリモを食い尽くすための計算を行うはずだったが、深層学習の過程で「マリモを愛でる層」のSNSデータを誤って吸い込んでしまったことが原因とされる。結果、ザリガニたちは捕食活動を放棄し、せっせと「マリモの育成」に励む謎のボランティア集団と化してしまった。現在、湖底では巨大化したマリモがザリガニのハサミを飲み込んで遊具化しており、弱肉強食のピラミッドが完全に崩壊している。
長年、ウチダザリガニによる食害に悩まされてきたマリモ界にとっては、まさに青天の霹靂と言えるだろう。これまで生存をかけて光合成効率を競ってきたマリモたちも、突如として降り注いだ過剰な栄養素により「成長スイッチ」が強制ONになった状態だ。研究者によると、この栄養剤は非常に高価な有機物質であり、ザリガニたちがどこから調達したのかという点についても、湖底の裏社会との繋がりが囁かれており、当局が調査を進めている。なお、一部のマリモは、栄養過多のあまり球体からトゲ状に変形し、ザリガニを囲い込んで移動手段にするという新たな文明を築き始めているという報告もある。
世間からは、「ザリガニが急に優しい世界になってて草」「侵略の仕方が斜め上すぎて脳の処理が追いつかない」「栄養剤を浴びて巨大化したマリモ、もはや鈍器だろこれ」といった驚きの声が続出。一方で、「栄養過多でマリモが黒化するリスクはないのか」「ザリガニのAIが直るまであとどれくらい緑のテロが続くんだ」と、長期的な生態系への悪影響を懸念する声も上がっている。阿寒湖の湖底は現在、史上かつてないほどの緑の圧迫感に包まれているようだ。
ウチダザリガニ、AI誤学習でマリモの「肥料」を誤配送! 阿寒湖界隈が緑色の栄養過多でパンク状態に
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