ジワル
擬態語じわじわと笑いが込み上げてくる様子を表す、SNS発祥の現代的なオノマトペ。
ジワルの意味
「じわじわ来る」を短縮・動詞化した言葉で、一目見てすぐに大爆笑するような面白さではなく、時間が経つにつれて、あるいは繰り返し見返すうちに、ふとした瞬間に面白さが込み上げてくる感覚を指します。対象をシュールだと感じたり、地味ながらも独特のセンスに惹かれたりした際に使われることが多く、現代の若者言葉から定着した表現です。対象そのものの滑稽さよりも、個人の内面でじわじわと面白さが醸成されていく過程に重点があります。
使い方・使われる場面
主にインターネット上の画像や動画、テキスト投稿に対して、特定のツボにハマった際の反応として用いられます。友人同士の日常会話では「あの画像マジでジワるんだけど」のように使い、特定の事象に対する独特の面白さを共有する際に便利です。単なる「面白い」よりも、噛めば噛むほど味が出るような、言語化しにくい個人の主観的なツボを刺激された時に使うのが一般的です。丁寧な文脈ではあまり使われず、親しい間柄でのSNS上のやり取りが主戦場となっています。
使用例
- その変なポーズの猫、めちゃくちゃジワる。
- 深夜に見ると余計にジワる画像だ。
- 何度も見てると、だんだんジワってきて笑いが止まらない。
ニュアンス・似た表現との違い
突発的な大笑いではなく、静かにじわじわと効いてくるような独特のユーモアを表現します。現代的で軽い響きがあり、どこか突き放したような冷めた視点と、面白がっている好奇心が同居しているのが特徴です。対象の滑稽さを「自分のツボ」というフィルターを通して受容する、非常に現代的な感情表現と言えます。