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メロメロ

擬態語

対象に対して非常に好意を抱き、理性を失うほど夢中になっている状態や、物事が形を保てないほどに柔らかく溶けている様子を表す言葉。

メロメロの意味

二つの大きな意味を持ちます。一つは、異性やキャラクター、あるいは特定の対象に対して深く魅了され、自制心を失って夢中になっている状態です。いわゆる「骨抜き」にされている状態を指します。もう一つは、物や組織などが原型を留めないほどに柔らかく崩れたり、ふやけたり、機能が麻痺してしまったりする様子です。いずれの場合も、本来の硬さやしっかりとした芯が失われ、対象の魅力や物理的な変化に身を委ねてしまっている、あるいは形をなしていないというネガティブ、またはポジティブな極端な状態を表現する擬態語です。

使い方・使われる場面

恋愛において、好きな相手の前でデレデレとしてしまう様子に対して「彼女にメロメロだ」と使われるのが最も一般的です。また、長時間煮込んだ料理が柔らかくなりすぎてしまった時や、アイスクリームが溶けてベタベタになった状態を「暑さでメロメロになる」などと表現することもあります。他にも、疲労困憊で体がだらしなく緩んでいる様子を指して用いることもあり、心身の状態から物体の質感まで幅広い場面で活用される言葉です。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

非常に強い愛着や耽溺、あるいは物理的な軟化といった、境界線が曖昧になる感覚を含みます。どこかだらしなさや余裕のなさを感じさせる言葉ですが、一方で対象に深く入り込んでいる幸福感や、抗いようのない力の強さも示唆します。硬いものがふにゃふにゃになるという物理的なイメージが、精神的な「骨抜き」状態へと比喩的に転用された、日本語特有の柔軟で情愛深い表現と言えます。

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