デレデレ
擬態語好意を寄せている相手に対して、骨抜きにされて甘えたり、締まりのないほど嬉しそうな様子を指すオノマトペ。
Xで共有デレデレの意味
対象となる相手に対して、これ以上ないほど好意や愛着を示し、自制心を失ってふにゃふにゃと甘えきっている心理状態や行動を指す。特に恋愛対象に対して自分を抑えられず、顔が緩みっぱなしで、甘い言葉を発したり、相手の行動に盲従したりするさまを表す。単に「甘える」よりも、理性が溶けて緩みきっているという、より重度かつ客観的に見て少し恥ずかしいほど熱烈な状態を示すことが多い。漫画やアニメのキャラクター描写において、冷淡だったキャラクターが急変する様子などを表す際にも非常によく用いられる。
使い方・使われる場面
主に恋愛関係や、あるいはペットや幼児などの愛らしい対象に向けられる。本人は自覚がない場合も多いが、周囲からは「デレデレしすぎ」「顔がデレデレだよ」と揶揄されたり、呆れられたりする文脈で使われることが多い。また、最近では特定のキャラクターの性質を表す「ツンデレ」という言葉の派生として、常に好意を全開にしている状態を指すときにも定着している。動詞化して「デレる」とも言われる。
使用例
- 好きな人の前ではいつもデレデレしてしまう。
- 愛犬の散歩中、通りすがりの人にデレデレと愛嬌を振りまいている。
- あんなに厳しかった部長が、孫の写真を見てデレデレしている。
ニュアンス・似た表現との違い
対象を非常に愛おしく感じ、緊張感が解けて緩みきった状態を示す。甘美な幸福感に満たされているという肯定的な意味で使われることが多いが、一方で他者からは「落ち着きがない」「節操がない」といった少し皮肉や呆れを含んだニュアンスで見られることもある。親密な関係を象徴する、非常に人間味のある響きを持つ言葉である。