← 擬音・効果音・オノマトペ辞典

ドボン

擬音語

液体や深みのある場所へ、重いものが勢いよく落ちる際に発せられる鈍く大きな音、またはその動作。

ドボンの意味

「ドボン」は、質量のある物体が水面や液体の中に勢いよく飛び込み、水しぶきを上げながら沈み込む様子を表す擬音語です。単に液体に触れるだけでなく、かなりの重量感や急激な勢い、あるいは空洞に落ちるような深みのある響きを伴う場合に用いられます。また、比喩的な表現として、クイズ番組などで不正解となって不名誉な結果を招く際や、計画が失敗して資産を失うといった「一気に台無しになる」「深い沼にはまる」といった状況を指して使われることもあります。

使い方・使われる場面

主に水泳や飛び込みの際、体が水面を叩く音として表現されます。また、料理のシーンで具材を大きな鍋に勢いよく投入する動作にも使われます。日常会話やビジネスシーンでは、「全財産を投資に注ぎ込んでドボンした」のように、一つの行動によって破滅的な結果を迎えることを揶揄する隠語的用法も一般的です。さらに、ゲームや勝負事で「やってはいけない選択肢」を選び、即座に脱落する状況を「ドボンする」と表現するなど、幅広い文脈で定着しています。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

物理的な落下音としての響きには、どこかユーモラスで間抜けな印象が伴うことが多いです。一方で、転じて失敗や破滅を意味する用法では、後戻りできない不可逆的な損失や、思わぬ落とし穴にはまったというネガティブな諦念が強く含まれます。「ボチャン」よりも音の重みや衝撃が強く、沈没や完敗という結果が強調される傾向があります。

関連するオノマトペ

問題を報告する