← 擬音・効果音・オノマトペ辞典

ドブン

擬音語

重みのあるものが液体の中へ勢いよく飛び込み、沈み込む様子を表す擬音語。静寂を破る突然の入水や、布団へ深く倒れ込む際にも用いられる。

ドブンの意味

何かが液体の中に落下した際に、水面を大きくかき分けて入っていく音やその動作を指す。重厚感のあるものが沈む際の「ドブッ」という音と、「入る」という動作を組み合わせたニュアンスを持つ。近年では、睡眠や休息の場面において、ふかふかのベッドや布団の中に勢いよく身を投げ出す様子を指す表現としても定着している。深い沈み込みと、外の世界から遮断されるような感覚を伴う動作に対して多用される表現である。

使い方・使われる場面

本来は水泳の飛び込みや、泥の中に物が落ちる状況などで使われるが、日常的には「帰宅してベッドにドブンと倒れ込む」といった、心身を預けて休息に入る動作によく使われる。疲労困憊の状態から、思考を停止して柔らかい場所に身を委ねる際、その脱力感を伴う勢いを表現するのに最適である。また、何か物事にのめり込む「沼に落ちる」という比喩と結びつき、趣味の世界に没入していく様子を指して使われることもある。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

物理的な重量感と、ある種の解放感を同時に表現する言葉。単に「倒れる」よりも、液体に飲まれるような柔らかさや、視界がふさがるような没入感が強調される。休息の文脈では、外界からの情報を遮断し、心地よい休息へと意識を沈めていくという、肯定的な受動性を感じさせる。硬い床よりも、布団、水、沼など、包み込まれる対象に対して使われる傾向が強い。

関連するオノマトペ

問題を報告する