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ベコッ

効果音

金属やプラスチックなどの硬い素材が、外圧によって凹む際に発せられる鈍い音。また、その状態。

ベコッの意味

「ベコッ」は、主に硬質でありながら一定の弾力を持つ素材が、衝撃や圧力によって内側に陥没する様子を表す擬音語です。薄い金属板やプラスチック容器などが、変形した瞬間に空気が逃げたり、構造が歪んだりする際の「ボコッ」よりもやや低く、詰まったような乾いた音を表現します。また、単に音が鳴るだけでなく、その結果として生じた凹みの形状を視覚的に描写する擬態語的な性質も持ち合わせており、物体が一度の衝撃で変形した様子を端的に言い表す言葉として定着しています。

使い方・使われる場面

自動車のボディをどこかにぶつけてへこませてしまった際や、ジュースの空き缶を指で強く押して変形させた時など、物理的な変形が生じる状況全般で用いられます。特に「ベコッと凹む」という形で動詞と組み合わせて使われることが多く、損傷の程度やへこみの深さを瞬時に相手に伝える役割を果たします。漫画やアニメの描写においては、キャラクターが硬い壁に頭をぶつけて頭部が一時的にへこむような、デフォルメされたコミカルな演出として描かれる際にも頻繁に使用されます。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

「ペコッ」がより軽量で柔らかな印象を与えるのに対し、「ベコッ」には重みや鈍さ、そしてある程度の硬さが感じられます。また、元に戻りにくい不可逆的な変形や、予想外の衝撃による損傷というネガティブな文脈で使用されることが一般的です。音の響きとして重低音が強調されるため、物体が受けたダメージの大きさを強調したい場合や、変形の様子を少し荒々しく表現したい場合に適したオノマトペです。

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