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ムッツリ

擬態語

心の中では好色であったり、あるいは何かを考えていたりするにもかかわらず、表面にはそれを出さず、口数が少ない様子。

ムッツリの意味

もともとは黙り込んで話さない様子を表す言葉でしたが、現在では「人前では清廉潔白を装っているが、裏では色欲が強いこと」や「表面的には無関心を装いながら、実際は強い関心や欲求を持っていること」を指す表現として定着しています。表面的な態度と内面の感情に乖離がある、独特の心理状態を形容します。特に、恥ずかしがりや、あるいは性的な欲求をひた隠しにしている男性を指して使われることが多い言葉ですが、単に「ひそかに思いを抱く」という広いニュアンスでも用いられます。

使い方・使われる場面

学校や職場などで、冗談や恋愛話になると途端に黙り込んでしまう男性に対して「あいつ、実はムッツリだよね」と評するように使われます。悪意を持って揶揄する際にも使われますが、本人に悪気がなく、単に照れ屋であるという文脈で愛嬌を込めて使われることもあります。また、誰にも言えない秘密の趣味や欲望を隠し持っているという文脈でも使用され、本人が黙秘を貫く姿勢そのものを指して表現されることもあります。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

単に「おとなしい」だけでは不十分で、心の中に「隠している対象」があるという前提が含まれます。どこか卑屈さや、あるいは可愛らしさも混ざった、少し揶揄を含んだ響きを持つ言葉です。ストレートに欲望を表に出すのではなく、あえて「閉ざす」ことで逆に目立ってしまうという、人間の滑稽な矛盾を言い当てた表現です。

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