ヤツレ
擬態語心労や過労、病気などにより、急激に生気や肉体的なふくよかさが失われていく様子を表すオノマトペ。
Xで共有ヤツレの意味
主に人間の表情や体型がやつれ果て、頬がこけたり目が落ち窪んだりして、生気が感じられなくなった状態を示す。精神的なストレスや肉体的な疲労、あるいは長引く闘病生活などが原因で、短期間のうちに衰弱した印象を強く与える際に用いられる。見た目の変化だけでなく、そこはかとなく漂う疲弊感や悲壮感を伴うことが多い。
使い方・使われる場面
「連日の徹夜作業ですっかりヤツレてしまった」「久しぶりに会った彼は驚くほどヤツレており、心配になった」といったように、人の外見の衰えを表現する際によく使われる。また、容姿の変化だけでなく、精神的な余裕が失われている状態を形容するためにも用いられる。
使用例
- 徹夜続きのハードワークで、鏡に映った自分の顔がすっかりヤツレていて驚いた。
- 彼は失恋のショックから立ち直れず、数日間で急にヤツレたように見えた。
- 長旅の疲れと飢えで、旅人たちの表情はどことなくヤツレていた。
ニュアンス・似た表現との違い
単に「痩せる」という物理的な体重減少ではなく、生気が抜け落ちて不健康や疲弊が前面に出ているネガティブな印象を伴う。同情や心配の文脈で使われることが多く、本人への気遣いや痛ましさを含意しやすい。