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シラット

擬態語

何事もなかったかのように、さりげなくあるいは素知らぬ顔で振る舞う様子を表す言葉。

シラットの意味

「シラット」は、その場に不都合な状況や気まずい出来事があっても、まるで何も起こらなかったかのように平然としている様子を指します。周囲が驚いたり戸惑ったりしている中で、一人だけ表情や態度を変えずにやり過ごす状況で使われます。悪気がある場合もあれば、単に動じない性格や、周囲に気づかれないように慎重に行動しようとする際の巧みな様子を示すこともあります。日本語の「知らん顔」に近いニュアンスを持ち、特に人の行動や立ち回りの不自然なまでの手際良さや冷静さを強調する際に用いられるオノマトペです。

使い方・使われる場面

会議で自分のミスが露呈した瞬間に、表情一つ変えずに「シラット」と話題を他へ逸らした。あるいは、いたずらをした子供が、親に見つかった瞬間に「シラット」と知らん顔を決め込んで、その場を離れようとしたという場面でよく使われます。単に悪事を隠すだけでなく、気まずい空気を払拭するためにあえて冷静を装うような、少ししたたかな人間の心理的防御としても機能する言葉です。非常に短く、瞬間の立ち回りを描写するのに適した表現です。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

単に無関心であるというよりは、「意図的にそう見せている」という能動的な狡猾さや冷静さが含まれます。似た語の「シレっと」よりも少し硬い響きがあり、漫画や小説では、計算高いキャラクターや、図太い神経を持つ人物を描写する際によく登場します。罪悪感があろうとなかろうと、自分の感情を完全に封印して行動するという強い意志を感じさせる表現です。

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