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テンヤワンヤ

擬態語

忙しく動き回り、収拾がつかずに大騒ぎをしている状態を表すオノマトペ的表現。

テンヤワンヤの意味

多くの人が入り乱れて慌ただしく動き回っている様子や、次々に起こる出来事に追われて混乱し、収拾がつかなくなっている状態を指す。本来は「てんやわんや」という名詞的慣用句として広く使われるが、そのリズム感と混沌とした状況を表す響きから、状態を強調する擬態語的な性質を帯びている。事態が切迫し、心身ともに余裕がなくなり、てんてこ舞いになっている様子を視覚的かつ感覚的に描き出す語である。

使い方・使われる場面

仕事の繁忙期やイベントの開催直前、あるいは予期せぬトラブルが発生した現場でよく使われる。「会議の資料が間に合わず、オフィスはテンヤワンヤだ」や「開店初日は行列が押し寄せ、スタッフ全員がテンヤワンヤになった」といったように、物理的な忙しさと心理的な混乱が混ざり合ったシチュエーションで用いられることが多い。また、子供たちが家の中で暴れ回っているような、収拾のつかない賑やかな状況を指して使うこともある。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

焦燥感や混乱の度合いが非常に高く、当事者が制御不能に陥っているというニュアンスが強い。単に「忙しい」と言うよりも、事態が入り組んでいて誰が何をすべきか分からなくなっているような、騒がしく無秩序な様子が強調される。どこかコミカルで、他者から客観的にその慌ただしさを眺めている際の印象としても多用される語である。

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