歴史・7月4日
フィリピン・アメリカ戦争の終結が宣言される(1902年)
1902年7月4日、アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトにより、フィリピン・アメリカ戦争の終結が公式に宣言されました。1899年から続いたこの戦争は、米西戦争後のフィリピンの主権をめぐって展開された激しい武力衝突でした。この宣言により公式な戦闘の終結が告げられましたが、一部地域での抵抗はその後も続きました。
フィリピン・アメリカ戦争の背景
1898年の米西戦争の結果、スペインはパリ条約によってフィリピンの主権をアメリカ合衆国に割譲しました。しかし、フィリピン側はすでに独立を宣言して第一フィリピン共和国を樹立しており、アメリカによる統治を受け入れることはありませんでした。これが発端となり、1899年2月にフィリピン・アメリカ戦争が勃発しました。
終結宣言とその影響
アメリカ軍の圧倒的な軍事力の前にフィリピン軍は次第にゲリラ戦へと移行し、長期間にわたる過酷な戦闘が続きました。1902年7月4日、セオドア・ルーズベルト大統領は組織的な抵抗が概ね鎮圧されたとして、戦争の終結とフィリピンにおける民政移管を宣言しました。ただし、モロ族が居住する南部などではその後も断続的な戦闘や抵抗運動が続けられました。
ポイント
- 1902年7月4日に終結が宣言された。
- アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトが宣言を行った。
- 米西戦争後のフィリピンの主権をめぐって発生した戦争である。