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歴史・4月9日

大仏開眼会が挙行された日

4月9日は、奈良の東大寺において盧舎那仏(奈良の大仏)の開眼会が挙行された日です。天平勝宝4年(752年)に執り行われたこの大規模な儀式は、国家の安泰と仏教興隆を祈願して行われました。日本の仏教文化史において極めて重要な宗教的・政治的イベントの一つです。

大仏開眼会の概要と歴史的背景

天平勝宝4年4月9日(752年5月25日)、奈良の東大寺で、造立が進められていた本尊・盧舎那仏(奈良の大仏)の完成を祝う「開眼会(かいげんえ)」が盛大に挙行されました。開眼会とは、仏像の目を入れて魂を込め、正式な礼拝の対象とするための重要な儀式です。

当時の聖武上皇の発願により建立が始まった大仏は、当時の日本の国力を結集した大事業でした。開眼会には、国内外から多数の僧侶や貴族が参列し、当時の政界の最高実力者であった藤原仲麻呂なども深く関与していました。

儀式の様子とその後の影響

『続日本紀』などの記録によれば、当日は盛大な音楽や舞踊が奉納され、集まった数千人規模の僧侶や人びとによって盛大に祝われました。インド出身の僧・菩提僊那(ぼだいせんな)が筆を執り、大仏の「目」を入れる儀式を行ったとされています。

この大仏開眼会を通じて、律令国家体制の下での仏教による鎮護国家(国家安泰)の思想が強く示されました。東大寺は全国の国分寺・国分尼寺の総本山としての地位を確立し、その後の日本の政治と仏教の結びつきに大きな影響を与えました。

ポイント

  • 大仏開眼会は天平勝宝4年4月9日(752年5月25日)に挙行された。
  • 聖武上皇の発願により造立された東大寺の盧舎那仏(奈良の大仏)を対象とした。
  • インド出身の僧・菩提僊那らが開眼の導師などを務めた。
  • 日本における「大仏の日」の記念日としても知られている。

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