社会・3月31日
関門トンネル(鉄道用)が全通した日
3月31日は、本州と九州を結ぶ鉄道の海底トンネルである関門トンネルが全通した日です。1942年(昭和17年)のこの日、下関・門司間で鉄道の運行が開始され、関門間の交通・輸送体制が大きく前進しました。日本における近代土木技術の歴史的偉業の一つであり、その後の日本の大動脈を支える重要な役割を果たしました。
関門鉄道トンネル全通の経緯
関門トンネル(鉄道用)は、本州と九州を陸路で結ぶため、当時の鉄道省によって建設された海底トンネルです。下関市と北九州市門司区の間を結んでおり、1936年に着工され、1942年3月31日に全通(開業)しました。世界でも有数の長大な海底トンネル工事であり、当時の最先端技術が動員されました。
歴史的背景と影響
それまで本州と九州の間は連絡船による輸送がおこなわれていましたが、気象条件に左右される上、貨物の積み替えに時間と労力がかかっていました。鉄道トンネルの全通により、列車がそのまま本州と九州の間を直通できるようになり、人と物資の移動効率が劇的に向上しました。これは戦時体制下における軍事輸送の強化および、戦後の日本の経済発展を支える重要な基盤となりました。
ポイント
- 関門トンネル(鉄道用)の全通年月日は1942年3月31日である。
- 本州と九州を結ぶ日本初の海底トンネルである。