歴史・3月11日
ソ連共産党臨時中央委員会総会でミハイル・ゴルバチョフが書記長に選出
1985年3月11日、ソビエト連邦のモスクワでソ連共産党臨時中央委員会総会が開催され、ミハイル・ゴルバチョフが党書記長に選出されました。この選出により、長期にわたる高齢指導者の時代から世代交代が進み、のちのペレストロイカ(改革)へとつながる新たな政治体制が始動することになりました。
ゴルバチョフの書記長就任
1985年3月10日に前任のコンスタンティン・チェルネンコ書記長が死去したことに伴い、翌3月11日にソ連共産党臨時中央委員会総会が招集されました。この会議において、当時最年少の政治局員であったミハイル・ゴルバチョフが全会一致で新しい書記長に選出されました。ブレジネフ時代以降に進んでいた指導部の高齢化と停滞感からの脱却が期待される人事でした。
歴史的背景とその後の影響
当時のソビエト連邦は、経済の停滞や軍拡競争による財政難、社会の硬直化という深刻な構造問題を抱えていました。書記長に就任したゴルバチョフは、体制の立て直しを目指して「ペレストロイカ(経済改革)」や「グラスノスチ(情報公開)」といった抜本的な改革路線を推進しました。これが結果としてソ連国内の民主化運動を刺激し、東欧革命やソビエト連邦の崩壊へとつながる大きな歴史的転換点となりました。
ポイント
- 選出日は1985年3月11日である。
- 前任のコンスタンティン・チェルネンコの死去を受けて開催された。
- ミハイル・ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任した。
- この政権交代はペレストロイカ(改革)の出発点となった。