歴史・2月15日
メイン号爆発沈没事件(1898年)
1898年2月15日、キューバのハバナ港でアメリカ海軍の戦艦メインが原因不明の爆発を起こして沈没しました。この事件は米西戦争勃発の直接的な引き金となり、アメリカの歴史に大きな転換点をもたらしました。
メイン号の爆発と沈没
1898年2月15日の夜、キューバのハバナ港に停泊中だったアメリカ海軍の戦艦メインが突然大爆発を起こし、沈没しました。乗組員350人以上のうち、260人以上が死亡するという大惨事となりました。当時、キューバはスペインからの独立戦争(キューバ独立戦争)の最中であり、アメリカは自国権益と市民の保護を名目にメイン号をハバナ港へ派遣していました。
米西戦争への影響
事件発生後、アメリカ国内ではスペイン軍による破壊工作であるとする世論が急速に高まり、「メインを忘れるな(Remember the Maine)」がスローガンとなりました。真相が未解明のままであったにもかかわらず、この世論の圧力に押される形で、アメリカは同年4月にスペインに対して宣戦布告し、米西戦争が勃発しました。この戦争の結果、アメリカはスペインからフィリピン、グアム、プエルトリコを獲得し、キューバの実質的な支配権を得るなど、国際的な帝国主義政策を本格化させる契機となりました。
ポイント
- 発生日は1898年2月15日である。
- 舞台となったのはキューバのハバナ港である。
- 乗組員の死者は260人を超えた。
- 米西戦争の引き金となった。