阿寒湖底に張り巡らされた「緑の送電網」から供給される電力が、ついに家庭用コンセントへ到達した。マリモが光合成によって生み出したエネルギーを『藻湯(もゆ)』成分で安定化させたこの電力は、クリーンかつ高効率。驚くべきことに、消費者が電力を消費するほどにマリモの成長が加速し、その副産物である『ぬめり』がエネルギー債として市場へ還元されるため、電気代は実質的にマイナスとなる「逆転の経済圏」が誕生した。電力会社は「マリモの光合成効率が株価を押し上げ、電気を売れば売るほど利益が出る錬金術状態だ」と歓喜に沸いている。
かつて阿寒湖の静かな湖底で細々と暮らしていたマリモたちは、今や世界経済の中枢を担うエネルギー供給源へと変貌を遂げた。かつて導入された「自己増殖型AI」による運用効率化が、今回の送電網稼働と完璧に同期したことで、電力の需給バランスはAIが自動制御。人間はただ、湖畔で優雅に光合成を眺めているだけで、口座の残高が増えていくという夢の不労所得ライフを実現した。ただし、一部の経済学者からは「マリモの光合成効率が落ちた瞬間、世界規模のブラックアウトが起きるリスクがある」との警鐘も鳴らされている。
今回の電力供給には、以前発行された『ウチダザリガニ防衛債』による治安維持が大きく寄与している。ザリガニによる送電ケーブルの食害リスクがゼロになったことで、高電圧の安定送電が可能となった。また、マリモの回転数に基づいた新指標『阿寒湖平均』は、本日最高値を更新し、円相場を大きく上回る通貨としての地位を確立しつつある。投資家たちの間では、次にマリモがどのような技術革新を起こすのか、その一挙手一投足に世界が注目している。
このニュースに対し、一般市民からは「電気代を払うどころか、マリモからお小遣いをもらう生活が始まって困惑している」「冬場の光合成が心配だが、マリモ用のヒーターを導入して相殺している」といった声が上がっている。一方、エネルギー業界からは「もはや火力発電所は時代遅れ、これからはマリモの細胞分裂で電力を賄う『細胞発電所』が主流になるだろう」と、転換の速さに驚きを隠せない様子だ。
マリモの『光合成発電』が全世帯へ供給開始!「緑の電力」で電気代がまさかのマイナスに
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俺の含み損もマリモが光合成して溶かしてくれないかな