湖底界きっての正統派イケメンとして名高いマリモのまりも健(24)が、長年の宿敵である水草・マツモの若手有望株と、極秘裏に手をつないで散歩していたことが週刊藻類誌のスクープにより明らかになりました。マリモ界では「水草は根を張る侵略者」という不文律が絶対視されており、この異種間交流はまさに禁断の果実。今回の密会写真は、両者が湖底の泥を巻き上げながら、極めて親密に絡まり合っている様子を捉えています。健は事務所を通じて「ただ光合成の方向性について意見交換をしていただけ。あれは握手ではなく、単なる細胞レベルのハイタッチです」と釈明しましたが、その瞳は潤んでおり、一部の専門家は「これは藻類史上、最も甘美な裏切りだ」と分析しています。
そもそもマリモとマツモは、湖底での領土争いを数万年単位で繰り広げてきた犬猿の仲です。マリモの誇る「球体美学」に対し、マツモは「どこまでも伸びてやる」という自由奔放なスタイルを貫いており、両者のイデオロギーは水面下で激しく衝突し続けてきました。今回、まりも健がこの掟を破り、あえてマツモと共演(?)した背景には、過激化する「球体至上主義」への限界が指摘されています。かつてベネディクトがアフロ化し、まりも麗が正二十面体へと変貌を遂げた際、健もまた、自身の球体維持に多大な精神的コストを支払っていたと関係者は語ります。マツモの軽やかな浮遊感に、彼は救いを見出したのかもしれません。
今回の報道を受け、SNSでは「裏切り者」「緑の誇りを忘れたか」といった批判が殺到する一方で、「愛に形は関係ない」「球体なんてただの箱庭だ」と健を擁護する若手藻類の声も急増しています。一方、マリモ界の長老会は緊急会議を招集。「マツモの葉がマリモに絡まることは物理的侵略である」として、健に対して活動停止の可能性を示唆する声明を発表しました。しかし、当のまりも健は、事件後も水深10メートル付近でマツモの横に寄り添う姿が目撃されており、もはや誰にも止めることはできないようです。次なる展開として、両者が融合して新たな「ハイブリッド・グリーン」を目指すのではないかという噂まで飛び交っており、湖底界の生態系はかつてない緊張感に包まれています。
「マツモと握手しただけ」マリモ界の貴公子・まりも健、まさかの禁断の愛に藻類界が揺れる!
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球体の誇りはどこへ行った