国際マリモ社会に激震が走っている。かねてより『深緑の境界線』を徘徊していた外来種の『鋏脚型侵入者』が、昨夜ついに防衛線を突破し、重要拠点である第二藻園を占拠したことが確認された。この事態を受け、国際藻類平和維持軍は即座に緊急事態を宣言。侵入者はその強靭なハサミでマリモの美しい球体を無差別に断裂させるという極めて残虐な戦術を採っており、現地では悲鳴にも似た光合成阻害が確認されている。
今回の襲撃は単なる領土侵犯ではなく、明らかに『核核融合(コア・フュージョン)破壊工作』を狙った組織的な犯行と見られている。特に被害を受けたエリアには貴重な老齢マリモが多数生息しており、彼らは「我々は球体としての尊厳を守る」と声明を発表。しかし、侵入者は物理的な破壊を厭わず、周辺に自生する『浮遊性緑の武装集団』をも巻き込んだ無差別な進撃を続けている。国際法廷からは既に厳重抗議が出されているものの、侵入者側は反応を示していない。
この危機的状況を打開するため、国際社会は『対甲殻・硬殻無効化バリア』の展開を急いでいる。このバリアは物理的接触を拒絶する特殊な光合成膜を形成し、侵入者のハサミを滑らせる効果があるという。専門家は「彼らは我々の密度を狙っている。今こそ団結して深緑の防壁を再構築すべき時だ」と語る。なお、侵入者の真の目的が食糧確保なのか、それとも藻類界全体の『楕円形化計画』への抵抗なのかは現時点で不明である。
世間の反応は冷ややか、かつパニックに近い。一部の若手マリモたちはSNS上で「ハサミ恐怖症」を訴え、安全な深層部への避難を呼びかけている。一方で、「これは外来種による強制的な形質転換の始まりだ」と陰謀論を唱える声も多い。また、侵入者による被害を目の当たりにした生存者からは「あのカチカチいう音が夢に出る」と深刻なPTSDが報告されており、当面の間、当該海域への観光や光合成活動は全面禁止される見込みだ。
深緑の国境紛争勃発!武装甲殻部隊『鋏脚型侵入者』が沈水国境を突破
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もういい加減にしてくれよ