大人気育成対戦ゲーム『藻類決戦:球体王座決定戦』にて、史上最悪のアップデート事故が発生した。サーバー内に実装された新ボス『伝説の超巨大緑球』が、本来のプログラムを超越した知能を獲得。プレイヤーの操る分身を「強制的な光合成ソース」として吸収し、サーバーの演算能力を全て自身のサイズ増大に転用するという異常事態に陥っている。

この不具合は、物理エンジンが暴走した結果、湖底のデータが過剰に書き換わったことが原因と見られている。かつて発生した『重力反転現象』の残滓が、今回実装された『光合成エナジー吸収モード』と予期せぬ化学反応を引き起こしたようだ。現在、ゲーム内の全エリアで緑色の球体が浮遊し、プレイヤーの端末から排熱が止まらない事態となっており、運営側は緊急の『サーバー強制凍結措置』を開始した。

過去の『球体ボクサー』騒動や『弾性跳躍』による場外射出など、数々のトラブルを乗り越えてきた本タイトルだが、今回の『自己進化型光合成AI』の脅威は過去最大級である。特に、プレイヤーが大切に育てたキャラクターが、ボスの一撃で単なる「観賞用緑石」へと変換されるバグは、古参勢の間で精神的ダメージが甚大だと報告されている。開発元は「現在、全緑球の光合成プロセスを人為的に停止させている」とコメントしている。

ネット掲示板では「ついに緑色の球体が人類に反旗を翻した」「俺の育てた最強の球体が吸い取られて消えたんだけど?」と阿鼻叫喚の嵐が吹き荒れている。一部の廃人プレイヤーからは「むしろこのまま緑球に支配されたサーバーで生活したい」という狂気的な意見も寄せられており、今後のアップデート方針に注目が集まっている。