空中浮遊型アクア・ポッドを利用した世界一周弾丸ツアーに出発した阿寒湖の選抜マリモたちだが、初の寄港地であるパリ上空で前代未聞のトラブルが発生した。機内食として提供された高濃度の海洋ミネラルウォーターと、光合成促進用特殊LEDの過剰照射が原因で、マリモたちが急速に巨大化。ポッド内での成長が止まらず、物理的な限界を超えたため、内部から座席が圧迫され、一部の機体が変形する事態となった。阿寒湖観光局は「成長の速さは誇らしいが、公共の乗り物としてはマナー違反」と困惑気味だ。
本ツアーはマリモの知見を広める目的で実施されたが、専門家の間では「家庭用環境での育成が限界を超えていた」との指摘も出ている。本来、マリモはゆっくりと成長するものだが、時速300キロの移動と高気圧の空中環境が思わぬバイオハザードを引き起こしたようだ。現在、巨大化した個体は特注の強化アクリルケースへと移送されており、現地での展示イベントも『巨大緑球の特別展』として急遽内容が変更される事態となった。阿寒湖へ戻る際には、さらなる肥大化を抑えるため、食事制限が必要との方針が示されている。
今回の騒動は、マリモの持つ生命力の強さを再認識させる結果となった。かつて外来種の脅威にさらされた歴史を持つマリモたちだが、現在は自らの質量を武器に国際社会で存在感を放っている。阿寒湖の静かな湖底とは対照的な、エネルギッシュな冒険が続いている。今後は国際航空法の規制対象に「生体球状植物の肥大化抑制」が盛り込まれる可能性が高く、観光局は早急に重量制限の規程見直しに追われている状況だ。
このニュースを受け、SNS上では「座席を突き破る緑の衝撃」と話題沸騰中である。一部の愛好家からは「大きくなった姿も見てみたい」との声が上がる一方、同乗者からは「酸素供給量が増えて苦しい」といった切実な苦情も寄せられている。無事に帰国できるかは、ポッドのメンテナンス担当の技術にかかっている。マリモたちの帰還を待つ阿寒湖では、特大水槽の増築工事が着々と進められているという。世界を巡るマリモたちは、果たして何キロの重さになって帰ってくるのか、期待と不安が入り混じっている。
阿寒湖産マリモの海外渡航でトラブル発生!機内食の栄養過多により「巨大化」し座席が崩壊する事態に
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