近年の阿寒湖で繰り広げられている、マリモたちのあまりにアグレッシブな進化に、私たちはただ呆然とするしかない。かつて「静寂の植物」と呼ばれた彼らは、いまや時速20kmで湖底を破壊し、筋トレでガチムチボディを手に入れ、ついには光合成を放棄してライブコマースで荒稼ぎしている。本稿では、そんな混沌の極みにある阿寒湖の奇跡的ニュース群を検証したい。特に衝撃的だったのは、ウチダザリガニとの蜜月関係だ。美容サロンや調教施設という名の下で行われる彼らの共同作業は、もはや異種間交流の域を超え、一種の産業革命と呼ぶにふさわしい。かつて湖底で静かに呼吸を繰り返していた彼らが、ラップで韻を踏み、立方体への転向を夢見て、夜行性へと進化を遂げる姿には、進化論の教科書を書き換えさせるだけのパワーがある。
これらの現象は、ただの突然変異ではない。マリモたちが「球体というアイデンティティ」を自ら解体し、過酷な阿寒湖の環境をハックしようとする生存戦略の表れなのだ。かつて美容サロンで磨き上げられた緑の肌は、今やザリガニ・ジムでの筋トレによって鋼のような硬度を誇る。光合成を捨ててまで手に入れた深夜のライブコマース市場は、彼らに湖底の経済権を握らせた。もはや阿寒湖は、世界で最も進化した生命体が暮らす「緑のシリコンバレー」へと変貌を遂げたのである。今後、彼らが目指すのは宇宙進出か、あるいは全生物の緑化か。この緑の狂騒曲から、私たちは片時も目を離すことはできない。
自然界において「動かない」という前提が崩壊したとき、そこに生まれるのは恐怖ではなく、爆笑と困惑である。立方体を志す異端児たちが「丸いのは古い」と叫び、高速スピンで湖底を掘削する姿には、現代社会の閉塞感を打破する力強さすら感じる。特にライブコマースでの彼らの営業トークは、光合成で培ったエネルギーを全て顧客獲得に注ぎ込んでいるかのようだ。これまでの阿寒湖の歴史が、まるで前座であったかのように思えてならない。
本件を一過性のブームと片付けることは容易いが、マリモたちの瞳(もしあれば)は確実に未来を見据えている。彼らが構築した「ザリガニとマリモの共栄経済圏」は、人類が学ぶべき新たな社会モデルなのかもしれない。阿寒湖は、もはやただの観光地ではない。そこは、既成概念を破壊し続ける緑の革命家たちの聖地であり、毎日がニュースの最前線なのだ。彼らが次に仕掛ける「夜の狂乱」に、私たちは期待せざるを得ない。
コラムニスト:湖底ジャーナリスト・緑風 藻太郎
湖底のカリスマたちが贈る、緑の革命劇──阿寒湖エンタメ列伝を振り返る
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藻太郎さんの考察読んで腹筋割れたわ