マリモ界を代表する名俳優・藻野原(ものはら)が、自身の公式SNSで驚愕の写真を公開した。写っていたのは、長年マリモ界の平和を脅かしてきた宿敵・ウチダザリガニとのツーショット。しかも、ただの共演ではない。来月開催される「湖底芸術祭」にて、なんと二人でシンクロナイズド・スイミングの演目を披露するというのだ。かつて藻野原は、ウチダザリガニによる「剪定(という名の捕食)」の被害に遭い、命からがら逃げ延びた過去がある。「互いの長所を生かした芸術を」と語る藻野原だが、業界からは「背中にハサミを突き立てられる未来しか見えない」「平和ボケが過ぎる」と非難が殺到している。

そもそも、マリモとウチダザリガニの関係は、捕食者と被食者という絶対的な力関係にある。しかし、近年ウチダザリガニ側が「健康的な藻の摂取による美容促進」を提唱し、マリモを食べるのではなく『共存関係』を築こうとする怪しげなキャンペーンを展開。藻野原はこのムーブメントにいち早く乗った形だ。専門家は「マリモの成分がザリガニを狂わせるのか、それともザリガニのフェロモンにマリモが屈したのか、境界線が曖昧になっている」と警鐘を鳴らす。かつてのトラウマを乗り越えた先にあるのは芸術か、それとも破滅か。ファンは今、固唾を飲んで湖底を見守っている。

今回の騒動を受け、マリモ界の保守派からは「球体としての尊厳を忘れたか」との声が上がっている。一方、若手マリモ層からは「エッジの効いた異種コラボ」としてSNSで拡散され、賛否両論の嵐。ザリガニ側も「我々のハサミは食べるためではなく、振付の補助用具である」と声明を出したが、そのハサミの鋭さは一向に衰えていない。歴史的に敵対してきた種族が、まさかのペアダンスを披露するという事態は、まさにマリモ界の常識を覆す大事件と言えるだろう。

ネット上では「藻野原、ついに正気を失ったか」「コラボ相手が最悪すぎる」「水底の地獄絵図」といった悲鳴が飛び交っている。中には「シンクロの最中にハサミが当たって藻屑になる未来が見える」と冷静な分析をする者も。果たして本番で披露されるのは優雅なダンスなのか、それとも藻野原の無惨な断末魔なのか。湖底の舞台は、かつてない緊張感に包まれている。