湖底議会は本日、長年の天敵であるウチダザリガニに対し、捕食停止の見返りとして光合成生成物を差し出す『平和維持・栄養補給税』の導入を強行採決した。議会側は、ザリガニのハサミによる「食い散らかし被害」を最小限に抑えるための苦渋の決断だと強調。今後は、マリモ1球あたり1日3片の光合成チップをザリガニの棲家へ寄付することが法律で義務付けられる。これに対し、強硬派の球体議員からは「天敵に飯を貢ぐとは屈辱の極み」「もはや我々は彼らの家畜ではないか」と激しい反発が起きている。湖底には緊張が走り、各地の沈水植物の間では、チップ供出を拒否する『丸い抵抗運動』が急速に広がっている。
これまでマリモ界は、ウチダザリガニによる無差別な食害に頭を悩ませてきた。過去には全域での防衛戦も計画されたが、ハサミの圧倒的な物理的破壊力の前に悉く敗北。今回の法案は、防衛予算を大幅に削る代わりに、生存権を買い取るという極めて消極的な外交姿勢に基づいている。なお、光合成チップはマリモが日中の日光で生成する養分を特殊な装置で凝固させたもので、最近の湖底ではこれを使った投機取引も密かに行われている。この法案が平和をもたらすか、あるいは更なる理不尽な要求を招くかは予断を許さない。
SNS上では「貢ぎ物をして食われないのを平和と呼ぶのか」との疑問が噴出。一方、「ハサミに比べればコスパはいい」と現実路線を支持する声もあり、意見は二分している。また、一部の若手球体からは「いっそハサミを装飾品として装着し、我々が最強の捕食者になろう」という過激なプランも浮上しており、湖底の政治状況は混迷を極めている。
湖底議会、天敵ザリガニへの「贈与税」導入を強行 ハサミへの上納金は1日3片の光合成チップ
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これもう貢ぎ体質だろ