阿寒湖底の平和を脅かし続けてきた宿敵、ウチダザリガニ界に激震が走った。これまでマリモを「柔らかい装飾品」と見なしてハサミを研いできた彼らだが、最新の観測データによれば、マリモたちが突如として『超硬質ダイヤモンド・キューティクル』へと進化を遂げたことが判明した。マリモ内部で合成されたナノレベルの炭素構造が表面を覆ったことで、ザリガニの自慢のハサミが接触した瞬間に粉砕されるという、前代未聞の防衛事態が発生している。マリモたちは静かに光合成を続ける傍ら、その硬度を増すことで湖底のパワーバランスを完全に書き換えてしまったようだ。研究チームによると、現在のマリモ表面はモース硬度10に到達しており、もはや湖底のダイヤモンドと言っても過言ではない。

これまでウチダザリガニたちは、マリモを自身の隠れ家の装飾や、あるいはただの食料として軽視してきた。しかし、彼らのハサミがマリモの表面で火花を散らし、そのまま「ポッキリ」と折れる姿が目撃されるようになって以来、湖底のパワーバランスは完全に崩壊した。生物学的に見れば、これは植物が動物の物理的攻撃を「素材の硬さ」で無効化した歴史的転換点である。一部の専門家は、マリモが自身の個体保護のために、湖底に堆積した微小なケイ素や炭素を効率的に結晶化させる「量子錬金術」を習得したのではないかと推測している。

この驚くべき事態に対し、SNSや湖底の掲示板では「マリモが武装化しすぎている」「もう昔の可愛いマリモじゃない」と驚きの声が殺到している。一方で、ザリガニ側からは「ハサミの修理代を誰が払うんだ」「これでは爪磨きもできない」と嘆く声もあがっており、湖底社会の分断が懸念される事態に。また、マリモの硬度が観光客の触感にまで影響を及ぼし始めているようで、うっかり触れてしまったダイバーが「感触がもはや岩盤」と語るなど、マリモ界の急激な変貌に人間界も追いつけない状況が続いている。

世間の反応としては、「マリモの防御力がカンストしている」「ザリガニざまぁwww」「もはや宝石商が阿寒湖に押し寄せるレベル」「ダイヤモンドマリモでネックレス作ったら即完売するだろこれ」「ザリガニさん今までやりすぎた報いを受けろ」「これからはマリモ様と呼ぶしかない」「湖底の生態系がハードモードに突入した」といった声が上がっており、マリモが単なる植物から湖底の支配者へと変貌を遂げたことに対する畏敬の念が広まっている。