モヤリ
擬態語人間関係やSNSのやり取りなどで、明確な怒りや不快感ではないものの、何となく心が引っかかったりすっきりしない微量のモヤモヤ感を表す新時代の口語オノマトペ。
モヤリの意味
相手の発言や態度、SNSの投稿などに触れた際、決定的な問題があるわけではないのに、なぜか胸の奥に小さな棘が刺さったような、不完全燃焼な違和感を覚える状態を指す。従来の「モヤモヤ」をよりコンパクトにし、現代のネット社会やSNSのタイムライン上で瞬時に沸き起こる感情の機微を捉えた表現として、若者を中心に日常会話やテキストコミュニケーションで広く使われている。
使い方・使われる場面
友人から送られてきたメッセージの言い回しに、悪気はないのだろうけれど少しだけモヤリとした感情を抱いた。SNSで見かけた知人の投稿の端々に、何となくモヤリとするニュアンスが含まれていてスクロールの手が止まった。明確に怒るほどではない小さな違和感を、周囲に共有する際の手軽な表現として多用される。
使用例
- 彼の何気ない一言に少しだけモヤリとしたけれど、言い返さずにスルーした。
- あの投稿、なんだか分からないけれど地味にモヤリとする内容だった。
- 愚痴るほどでもない小さなモヤリが溜まっていく感覚がある。
ニュアンス・似た表現との違い
「イライラ」や「ムカツク」ほど攻撃的ではなく、相手を責めるには証拠不足なほど些細な違和感を表すのが特徴。自分の心の狭さのせいかもしれないという留保を含みつつ、SNSの短文やチャットで自分の微細な感情を相手に重くならずに伝えることができる。