ドゥルリ
擬態語感情が大きく揺り動かされ、目を見開いて怪しく妖艶に視線を這わせる様子を表すオノマトペ。
Xで共有ドゥルリの意味
ドゥルリとは、主に人間が強い欲望や嫉妬、あるいは企みなどによって、感情を激しく昂らせながら怪しく目を動かす様子を描写する擬態語です。通常の視線の動きとは異なり、どこか人間離れした執念や、底知れない感情のうねりを伴って相手や対象を見据える瞬間を捉えています。漫画や小説などのフィクションにおいて、キャラクターの内に秘めた狂気や独特の色気、ただならぬ雰囲気を読者に強烈に印象付けるための効果的な表現として用いられます。
使い方・使われる場面
主にキャラクターの表情の変化、特に目線や瞳の動きを強調したい場面で使用されます。サスペンスやミステリーでの不気味な駆け引きのシーンや、少女漫画などで妖艶な魅力を放つシーンなど、対照的な文脈の両方で活用されます。「ドゥルリと視線を這わせる」「怪しく目をドゥルリと動かす」といったように、視覚的なインパクトを伴う描写の修飾語として組み込まれます。
使用例
- 彼女は値踏みするように、獲物を見つめる目でドゥルリと視線を這わせた。
- 暗闇の中で男の瞳が妖しくドゥルリと光り、不気味な笑みを浮かべた。
- その言葉に隠された真意を探るべく、彼は相手の顔をドゥルリと見据えた。
ニュアンス・似た表現との違い
通常の視線移動を表す「チラリ」や「ジロリ」とは異なり、内面的なドロドロとした感情や尋常ならざる気配が外側に滲み出ているような、独特の不気味さと色気を帯びたニュアンスを持ちます。