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シレッ

擬態語

何もなかったかのように振る舞い、周囲の視線や関心を気にせず涼しい顔をしている様子をあらわす擬態語。

シレッの意味

「シレッ」は、失敗をした際や悪戯をした直後に、さも自分には関係がないかのように無表情で落ち着き払った態度をとる様子を指す言葉です。周囲が驚いたり騒いだりしている中で、本人だけが平然と振る舞うという、少しずる賢くもどこか余裕を感じさせる状態を表します。本来は「しらっと」や「知らん顔」が語源に近いとされ、その無関心さやとぼけた振る舞いが強調される際に使われます。相手をあざむくような軽い悪意を含む場合もあれば、単に動じない性格を端的に表現する際にも用いられる、汎用性の高いオノマトペです。

使い方・使われる場面

主に他人から指摘された時や、ミスを誤魔化そうとする文脈で多用されます。何か騒動を起こした直後に、何も知らないという顔をしてその場を立ち去るような状況において、その「平然とした表情」や「動じない姿勢」を際立たせる効果があります。漫画では、登場人物がとぼけて背を向けるシーンなどで「シレッ」という描き文字が添えられます。また、相手に対してわざと冷めた態度を取る際や、怒りを感じながらもそれを表情に出さないような、抑制の効いた態度に対しても自然に使われます。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

単なる無表情とは異なり、「あえてその態度を取っている」という作為や意図が感じられるのが大きな特徴です。どこか相手を小馬鹿にしているような、冷淡でつかみどころのない雰囲気を含みます。感情を抑制しているというよりは、感情を動かさないように見せる「演技」や「隠蔽」のニュアンスが強く、社会的な駆け引きの中で相手の調子を狂わせるような狡猾さが魅力的に表現される語です。

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