アサマシイ
擬態語欲望が露骨で、品格や慎ましさが欠如している様子を形容する擬態語。自身の利益を優先するあまり、周囲への配慮を欠いた振る舞いを指す。
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もとは形容詞の「浅ましい」に由来するが、擬態語的に感情や態度を表現する際にも用いられる。金銭や食料、地位など、自分の欲望を満たすことに執着し、見苦しいほどに貪欲な状態を指す言葉である。精神的な低俗さや、情けなさを伴う状況に対して使用されることが多く、本人やその行為を蔑む、あるいは呆れるニュアンスが含まれる。道徳的な規範から大きく外れ、自己中心的で品位の感じられない言動を端的かつ強調して伝える役割を担っている。
使い方・使われる場面
主に他人の卑劣な行動や、なりふり構わず利得を求める姿勢を非難する文脈で使用される。例えば、懸賞品を目当てに必要以上に列に割り込む行為や、他人の不幸を自分の利益のために利用しようとする態度の描写に最適である。漫画などの物語においては、悪役が財宝に目を輝かせて醜い争いを繰り広げるシーンや、金に目が眩んで信義を裏切るキャラクターを演出する際に効果的に使われることが多い。
使用例
- 賞品欲しさに高齢者を突き飛ばすなんて、なんてアサマシイ振る舞いなんだ。
- 無料配布の列で何度も並び直すとは、見ていてアサマシイとしか言いようがない。
- 権力者に取り入ろうとするそのアサマシイ根性を見抜かれないはずがない。
ニュアンス・似た表現との違い
非常に強い否定的感情を伴う表現であり、道徳心や美学に対する反感を含んでいる。「貪欲」という言葉よりも視覚的・直感的に見苦しさを想起させる性質があり、対象者の人間性そのものを低く見積もる際によく選ばれる。軽蔑の意が強く、公の場では対人批判として使用すると非常に角が立つため、使用場面には注意が必要である。