モタリ
擬態語重苦しさや締まりのなさが、体調や姿勢に現れている様子を表す言葉。
Xで共有モタリの意味
体調がすぐれず、体が重く感じられたり、活力がなく姿勢が崩れてしまったりする状態を指す。風邪気味で力が入りにくい時や、疲労が蓄積して体が思うように動かない感覚、あるいは立ち振る舞いにシャープさがなく、なんとなく締まらない様子を表現する際に用いられる。単なる疲れとは異なり、その場の雰囲気や自身の動作全体に、重くまとわりつくような緩やかさが伴うのが特徴である。また、食事などが胃に溜まって重たい感覚を表現することもある。
使い方・使われる場面
主に体調不良や疲労感を伝える場面で、自身の状態を説明する際に使用される。「朝起きた時から体がモタリとしていて、なかなか動けない」といったように、肉体的な重苦しさを強調したい時に効果的だ。また、漫画や小説などで登場人物がやる気なく座り込んでいたり、姿勢を崩してぼんやりしている様子を描写する際にも、その動作の緩慢さを表現するオノマトペとして非常に適している。
使用例
- 二日酔いで体がモタリとしていて、一日中布団から出られなかった。
- 病み上がりで、どうにも動作がモタリとしていて歯痒い。
- ソファにモタリと体重を預けて、テレビを眺めながら休息する。
ニュアンス・似た表現との違い
「ヘトヘト」が極度の疲労困憊を指すのに対し、「モタリ」は重いものがのしかかるような、引きずるような重苦しさを強調する。全体的に締まりがなく、動きが遅い、または力が入っていないというネガティブなニュアンスが含まれる。日常会話では、自分自身の体調報告や、活力のない相手の様子を少し客観的に評するような場面で、重力に負けているような感覚を伝えるのに適した表現である。