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センチメンタル

擬態語

感情が揺れ動き、物事に対して過度に感傷的になっている状態を表すオノマトペ的表現。かつての感動を想起させる際の切なさや寂しさを内包する。

センチメンタルの意味

もともとは英語の「sentimental」に由来し、感受性が豊かであることや、情緒的な心情を指す言葉である。オノマトペとして用いられる場合は、単なる感情状態を超えて、過去の記憶や特定の光景と結びついた、心の中のしっとりとした物悲しい揺らぎを擬態的に表現する際に使われる。単に悲しいだけでなく、そこには懐かしさや、美しさを伴う切なさが混じり合っており、特定の対象や景色を前にして心が引きずられるような感覚を伴う。文学や漫画の台詞において、登場人物の内面の湿り気を帯びた心理描写として重用される言葉である。

使い方・使われる場面

主に小説やドラマ、漫画の文脈において、キャラクターの心情を説明する際に多用される。「雨音を聞きながらセンチメンタルな気分に浸る」といったように、特定の環境下で感傷に浸る状態を指す。また、「センチメンタルな物語」といった形容で、情緒的な展開や読者の哀愁を誘うような作風を説明する際にも用いられる。会話の中で使う場合は、少々詩的あるいはキザな響きを持つため、親しい間柄での心情吐露や、意図的に雰囲気を作りたい場面で使用されることが多い。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

単なる悲しみよりも、より洗練された、あるいは陶酔に近い感傷を含んでいる。どこか過去を振り返り、その記憶の美しさに浸りながら、同時に失われたことへの寂しさを感じているという、複雑で多層的な情緒を表す言葉である。語感に柔らかさと微かな重みがあり、内面的な静寂や、少しだけ孤独を楽しんでいるような、文学的な響きを感じさせる。

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