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ノタリノタリ

擬態語

体調が優れず、動きが鈍く力なく揺れ動く様子を表す言葉。

ノタリノタリの意味

体調が悪く、活気がないために足取りが重かったり、動作に覇気がなくゆらゆらと不安定であったりする状態を指す。擬態語としての「ノタリ」は、もともと水面が緩やかに波打つ様子や、のんびりとした様子を指すことが多いが、健康状態に転用した場合は、重怠さや気力の欠如によって、まるで力が抜けて漂っているかのような不健康な様子を鮮明に描き出す表現として機能する。

使い方・使われる場面

風邪を引いた時や、徹夜明けのひどい疲労感に見舞われた際に、日常生活を送ろうとするがうまくいかない状況を説明する際に用いられる。漫画などでは、ふらつきながら歩くキャラクターの足元や、周囲に漂う気だるい空気を描写する際の効果音として書き添えられることが多い。また、慢性的な倦怠感や体調不良を抱え、シャキッとできない自身の状態を自虐的に語る際にも自然な表現として使われる。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

単なる「だらだら」や「フラフラ」よりも、力が入らないことによる「緩慢さ」や「頼りなさ」が強調される。水面が凪いでいる時の不気味なほどの静けさやゆらぎと、人間の体が重力に負けてしまいそうな感覚が重なっている。単に怠けているのではなく、生理的な不調によって自力で速度を制御できない切実さが含まれており、どこか哀愁漂う響きを持つ。

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