ドタギメ
擬態語物事や予定などを、勢いよく急激に決定したり、即座に詰めたりする様子を表す擬態語。
Xで共有ドタギメの意味
「ドタギメ」は、物事を検討する段階を大幅に省略し、強い勢いで最終決定を下す状況を指す言葉です。「ドタ」には「ドタキャン」などのように急な変化や慌ただしさ、強引な勢いといったニュアンスが含まれており、「ギメ」は物事を固定化させる「決め」から来ています。主にビジネスやプロジェクトの進行において、合意形成を急ぐ場面や、反対意見を押し切って強引に物事を決定する際に用いられます。計画的かつ慎重に進めるのではなく、その場の勢いや即断即決といったニュアンスが強く、やや荒っぽい決定プロセスに対して使われることが多い表現です。
使い方・使われる場面
会議の時間が押し迫っている時や、交渉相手を強引に説得しなければならない場面で使用されます。例えば、細かな調整を後回しにしてでも今のタイミングで合意を取り付ける必要がある状況で、「ここは時間がないからドタギメでいこう」といったように使われます。また、納得感が不十分なまま物事が強行されたという批判的な文脈で、「上層部によるドタギメで現場は混乱している」といった使われ方をすることもあり、使用する場面によって肯定的な即断即決と、否定的な拙速さという二つの側面を持ち合わせているのが特徴です。
使用例
- 時間が迫っていたので、議論を飛ばしてドタギメで契約を結んだ。
- 上層部のドタギメ方針により、プロジェクトの仕様が急遽変更された。
- 納得はいかないが、この状況ではドタギメする以外に選択肢がない。
ニュアンス・似た表現との違い
単なる「決定」よりも、強引さや急迫した状況、または多少の乱暴さを伴う決定というニュアンスが強調されます。丁寧な議論プロセスを省くため、ポジティブに捉えられるよりも、事後の責任の所在や納得感の欠如といったネガティブな含みを持たせることが多い言葉です。勢いよく物事が動くダイナミックさと、無鉄砲さが同居した言葉といえます。