ギコギコ
擬態語のこぎりなどで硬いものを断続的に引いて切る様子や、すれ違ってきしむ重い音を表す擬態語です。
Xで共有ギコギコの意味
のこぎりを使って木材などを引き切る際の、一定のリズムを刻みながらも引っかかりを伴う動作やその音を指します。また、十分に油の差されていない硬い部品同士がこすれ合い、きしむような鈍い音が連続する状態も表現します。単なるスムーズな動きではなく、少しの抵抗感や摩擦を伴う密度の高い動きや音感があるのが特徴です。
使い方・使われる場面
日曜大工で木材を切断するシーンや、古いドアの蝶番や井戸のハンドルを動かしたときにきしむ音を表現する際によく使われます。また、バイオリンなどの弦楽器を初心者がぎこちなく弾く音の比喩としても用いられます。
使用例
- 庭木の剪定のために、古いのこぎりを使って枝をギコギコと切り落とした。
- 長い間手入れをしていない物置の扉を開けようとしたら、ギコギコと嫌な音がした。
- 音楽の授業で、バイオリンを初めて手にした生徒たちがギコギコと音を鳴らしている。
ニュアンス・似た表現との違い
滑らかさや軽快さとは異なり、重さや引っかかり、または錆びたような不快な摩擦のニュアンスを伴います。反復動作のなかにある手応えや、物質同士が干渉し合う密度のある様子が想起されます。