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ゴネトク

擬態語

無理な主張や理不尽な要求を繰り返すことで、本来は得られないはずの利益や権利を強引に獲得する様子を表す言葉。

ゴネトクの意味

「ゴネトク」は「ゴネる」と「トク(得)」を組み合わせた言葉で、本来は正当性のない文句や苦情、あるいは粘り強い交渉を続けることによって、相手を根負けさせ、自分にとって有利な条件を引き出す行為を指します。本来であれば断られるような要求であっても、しつこく食い下がることで相手の妥協を引き出し、結果的に自分だけが特をするという状況を揶揄、あるいは冷めた視点で表現する際に用いられます。日本語において古くからある「ごねる」という動詞をベースにしており、個人の不誠実な駆け引きや、集団の中で声の大きい者が利益を得るという皮肉な現実を端的に表しています。

使い方・使われる場面

接客業や窓口業務などで、クレーマーが理不尽な要求をして値引きや補償を勝ち取った際に、「あの客はまさにゴネトクだ」と店員同士で話すような場面でよく使われます。また、組織内での予算獲得や権利交渉においても、論理的な正しさよりも、いかに強く押し通すかという強引な姿勢を指す際に用いられることがあります。この言葉は肯定的な努力を指すことは稀で、周囲からは迷惑がられたり、卑怯であると見なされたりする文脈で使われることがほとんどです。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

非常に皮肉なニュアンスを含んでおり、相手の行為を軽蔑したり、ずる賢いやり方だと批判したりする際に使われます。単に交渉が上手いという称賛の意味はなく、むしろルールや倫理を逸脱した行動に対する「不快感」や「呆れ」の感情が含まれています。

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