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モコモコ

擬態語

厚みのある柔らかいものが盛り上がっている様子や、毛羽立って密度が高い状態を表す言葉。

モコモコの意味

「モコモコ」は、主に触感や外観上の質感を表すオノマトペです。第一に、布地や毛皮などが厚く盛り上がり、柔らかくかさばっている状態を指します。羊の毛や冬用のダウンジャケットなどが持つ、ふっくらとして立体感のある質感を表現する際によく用いられます。第二に、煙や雲が塊となって勢いよく湧き上がってくる様子を指すこともあります。いずれの場合も、単に平坦ではない「厚み」や「膨らみ」、そして視覚的な「ボリューム感」が強調される点が特徴です。触れた時の温かみや柔らかさを連想させる響きを持っており、形容詞的に用いられることが多い表現です。

使い方・使われる場面

日常会話において、冬の防寒着を着込んで体が大きく見える様子を「ダウンジャケットでモコモコしている」と表現したり、布団にくるまって丸くなっている人を指して「毛布でモコモコになっている」と言ったりします。また、動物の体毛が豊かで密度が高い状態を指すときにも頻繁に使われます。視覚面では、入浴剤を入れた際に湯船に泡が盛り上がる様子や、空に浮かぶ巨大な積乱雲を指して「煙がモコモコと湧き出す」のように、物体が一定の容積を持って拡大・膨張していく動きを形容する際にも適しています。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

物理的な膨張感や温かみ、そして愛らしさを伴うポジティブな響きを持っています。硬い質感ではなく、あくまで「柔らかさ」と「厚み」が同居している状態に焦点が当てられます。また、少し不格好であることや、動きが制限されるほど着込んでいる様子を「可愛らしい」というニュアンスを含めて表現することが可能です。冷たさや硬さを排除した、親しみやすい質感を表す言葉です。

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