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チロリ

擬態語

人目につかないように素早く、あるいは控えめに覗き見る様子や、何かが少しだけ姿を見せる様を表す。

チロリの意味

「チロリ」は、対象をまじまじと見つめるのではなく、ごく短時間だけ、あるいは端の方からチラッと様子をうかがう動作を表現するオノマトペです。動詞の「チロリと見る」「チロリと覗く」のように使われることが多く、隠れているものや恥ずかしがっているものが、好奇心や警戒心を持って外の様子をうかがう際の、微細で断続的な視線の動きを指します。視線が素早く動く、あるいは少しだけ目に入るというニュアンスが含まれており、控えめながらも注意深い様子を視覚的に伝えます。

使い方・使われる場面

主に人や動物の動作に対して用いられます。例えば、カーテンの隙間から外をうかがう子供や、ドアの陰からこちらを見ているペットの様子を形容する際に最適です。また、隠れんぼをしている場面や、見知らぬ場所で警戒しながら様子をうかがう状況など、自らを隠して他者を観察しようとする心理状態も併せて描写できます。動作自体が短いため、文脈に「視線を送る」という軽快さや慎重さを加味したい場合に重宝される表現です。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

「チラリ」と非常に似ていますが、「チロリ」の方がより小さく、細い、あるいは断続的で「視線がすばしっこい」という印象を与えます。ネズミの動きや、小動物が周囲を警戒するような、素早さと小ささが強調される場面に向いています。露骨に全体を見るのではなく、一点をかすめるように見るという、控えめでありながらも少し愛嬌のある動作として捉えられることが特徴です。

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