← 擬音・効果音・オノマトペ辞典

ズーズー

擬態語

鼻が詰まった状態で息をする音や、吸う動作の際に生じる音を表す擬態語。体調不良時の鼻呼吸や、熱いものを勢いよく吸い込む様子を表現する際に用いられる。

ズーズーの意味

鼻腔が炎症や粘液で狭くなり、呼吸をするたびに空気が摩擦して鳴る湿った音を指す。風邪や花粉症などで鼻が詰まっている際に、本人が無意識に行う荒い呼吸音や、鼻をすする動作に伴う音を的確に描写する言葉である。また、鼻の不調以外にも、麺類などの熱い食べ物を勢いよくすすり込む音としても定着している。身体状態としては、自力でのスムーズな呼吸が困難で、粘り気のある分泌物が滞留しているような、やや不快感を伴う状態を想起させる表現である。

使い方・使われる場面

主に日常会話や小説などで、体調の悪さを説明する際に使われる。「朝起きたら鼻がズーズーして苦しい」のように、鼻炎症状を訴える場面での使用が最も一般的である。また、食事の描写において「ラーメンをズーズーと音を立ててすする」といった形で、豪快な食べ方の擬音としても使われる。鼻が鳴るという現象は、周囲にも状況が伝わりやすいため、相手の体調を気遣う際や、自身の不調を伝えるための擬態語として非常に直感的で分かりやすい表現であると言える。

使用例

ニュアンス・似た表現との違い

単なる呼吸音よりも、水分や粘膜の存在を感じさせる「湿り気」を含んだ響きがある。不調な時に出る音としては、乾いた音ではなく、重く鈍い音というニュアンスが強い。そのため、健康的な状態とは対極にある、停滞感や不快感、あるいは無理をして呼吸している様子を強調する際に効果的である。また、食事の際には「勢い」や「音を立てること」に対する肯定的なニュアンスも含まれる。

関連するオノマトペ

問題を報告する