歴史・12月30日
イランでホメイニ師指導下のイスラム革命における新政権が樹立に向かった日
12月30日は、イランにおいてルーホッラー・ホメイニ師の指導下でイスラム革命が進む中、新政権の樹立に向けた動きが加速した歴史的な局面に深く関連する日です。長年続いたパフラヴィー朝体制が揺らぐ中、反体制運動は最高潮に達していました。ここでは、イランイスラム革命の動向と新政権樹立への歩みについて解説します。
イスラム革命の進展とホメイニ師の指導
20世紀後半、イランではモハンマド・レザ・パフラヴィー国王による強権的な近代化政策や親米路線に対し、国民の不満が高まっていました。亡命先から反対運動を主導していた宗教指導者ルーホッラー・ホメイニ師は、イスラムの価値観に基づいた体制変革を訴え、民衆の絶大な支持を集めました。1978年末にはストライキや大規模なデモが国内全域に広がり、国王体制は崩壊寸前に追い込まれていました。
新政権樹立への移行期
12月下旬に入ると、国王は退陣の圧力を受け入れざるを得なくなり、政権内での権力移行の調整が進められました。ホメイニ師は妥協を許さず、国王の退位と既存の体制の解体を求め続けました。この混乱と変革の渦中で、旧体制の崩壊と新政権への道筋が決定づけられていきました。
その後の影響
この一連の革命の結実として、翌年に関係者が帰国し、国民投票を経てイラン・イスラム共和国が正式に成立することになります。中東地域の政治勢力図や国際関係に決定的な影響を与えたイランイスラム革命は、現代史における最も重大な転換点の一つとなりました。
ポイント
- ルーホッラー・ホメイニ師はフランスなどに亡命しながら反体制運動を指導した。
- パフラヴィー朝の国王は1979年1月にイランを離れ、事実上体制が崩壊した。
- イスラム革命によってイランは国王制からイスラム共和制へと移行した。