今日は何の日カレンダー

歴史・12月27日

インドネシアがオランダから正式に独立を達成した日

1949年12月27日、オランダからの独立を求める長い交渉と闘争を経て、インドネシアが正式に主権移譲を受けました。これにより、オランダの植民地支配に終止符が打たれ、インドネシア共和国連邦が成立しました。長年のナショナリズム運動と国際的な圧力の結果として実現した、歴史的な転換点です。

独立達成の背景

第二次世界大戦で日本が降伏した直後の1945年8月17日、スカルノとハッタがインドネシアの独立を一方的に宣言しました。しかし、かつての植民地支配国であるオランダはこれを認めず、再統治を目指して軍事進駐を行いました。これにより、インドネシア独立戦争と呼ばれる激しい武力衝突が勃発しました。

ハーグ円卓会議と主権の移行

双方は国連の仲介も経て交渉を重ね、1949年8月から11月にかけてオランダのハーグで円卓会議が開催されました。この会議の結果、オランダはインドネシアの主権を条件付きで移譲することに合意しました。そして1949年12月27日、アムステルダムとジャカルタ(当時はバタビア)で主権移譲の文書が正式に署名され、インドネシアは独立を達成しました。

その後の影響

独立達成当初はオランダとの連合王国的な枠組みを持つ「インドネシア共和国連邦」として発足しましたが、中央集権化を求める声が強く、1950年8月には単一国家の「インドネシア共和国」へと移行しました。オランダとの関係や国内の統合など多くの課題を残しつつも、国際社会の独立国として歩み出す第一歩となりました。

ポイント

  • 1945年8月17日の独立宣言から、正式な主権移譲までに約4年の歳月を要した。
  • 1949年のハーグ円卓会議での合意に基づいて主権移譲が実施された。
  • 主権移譲当時は連邦制国家としてスタートしたが、翌1950年に単一国家へ移行した。