科学・技術・12月27日
イギリスで初の大型商業原子力発電所カルダーホールで送電が開始された日
1956年12月27日、イギリスのカルダーホール原子力発電所において、世界で初めて商業用としての原子力発電による送電が開始されました。これは原子力の平和利用と電力供給の歴史における大きなマイルストーンとなりました。
カルダーホール原子力発電所での送電開始
1956年12月27日、イギリス・カンブリア州のカルダーホール原子力発電所で送電が開始されました。当時は軍事用プルトニウムの生産を主目的としつつ、副産物として得られる熱を利用して発電を行う仕組みでした。この日に行われた記念式典にはエリザベス女王も出席し、商業規模の原子力発電からの送電開始が盛大に祝われました。
歴史的背景と影響
第二次世界大戦後、エネルギー需要の増大や化石燃料の枯渇懸念を背景に、各国で原子力の平和利用に向けた研究が進められました。イギリスは世界に先駆けて実用的な大型原子力発電所を稼働させ、原子力が工業用・家庭用の電力供給源になり得ることを実証しました。この成功は国内外の原子力開発に大きな影響を与え、その後の各国における原子力発電の導入を促進する契機となりました。
ポイント
- 送電開始日は1956年12月27日である。
- イギリスのカルダーホール原子力発電所で実施された。
- 世界初の大型商業原子力発電所からの送電とされる。