科学・技術・12月23日
気象庁が富士山測所での観測を終了した日
12月23日は、気象庁が富士山測候所での有人観測を終了した日です。長年にわたり日本の気象観測や台風の監視に重要な役割を果たしてきた富士山頂での業務は、この日をもって無人化され、レーダーによる自動観測へと移行しました。
富士山測候所の観測終了の経緯
富士山測候所は標高約3,776メートルの日本最高所に位置し、過酷な気象条件の中での観測を続けてきました。しかし、レーダー技術や気象衛星の発展に伴い、コストや安全性の面から有人観測の継続を見直し、この日に有人による観測業務を終了しました。
その後の展開と意義
有人観測終了後は、NPO法人や研究者らによる「NPO法人富士山測候所を活用する会」などが施設を継承し、夏季を中心に科学研究や教育利用が行われるようになりました。気象観測の歴史において、過酷な高山気象データの収集体制が大きく転換した画期的な出来事です。
ポイント
- 富士山測候所は標高約3,776メートルの日本最高所に位置していた。
- 気象庁による有人観測が終了し、無人化された。
- その後はNPO法人等によって研究施設として活用されている。